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2012年06月08日

【物流】東京都港湾局 コンテナ輸送はしけ横持ち補助制度開始

東京都港湾局は、京浜港(東京港、川崎港、横浜港)内において、コンテナ輸送用はしけ横持ち補助制度を開始する。

コンテナ輸送用横持ち輸送とは、コンテナ貨物を他港のふ頭へ輸送することであり、利用者にとって追加のコスト負担が生じる他、交通渋滞を引き起こす原因となっている。

現在京浜港は、東京港、川崎港、横浜港の主要港湾施設が半径20km以内に隣接しており、3港間で多くの横持ち輸送が行われている。

同制度は、平成24(2012)年7月1日から平成25(2013)年3月31日までの間に、京浜港内において、コンテナ輸送用はしけによる横持ち輸送を依頼する事業者を対象に、輸送される海上コンテナ貨物に対し、都が定める取扱基準量と比較した増加分を補助対象としている。補助金額は、1FEU(40フィートコンテナ)あたり実入り貨物2,000円、空1,000円、補助金額の上限を1申請あたり300万円としている。

同制度の実施により、東京都港湾局は、京浜港内における横持ち輸送について、船舶大量輸送による輸送効率の向上を図ることとしている。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連