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2012年05月22日

【環境】日本郵船 「ハイブリッド過給機船内電源供給システム」が日本船舶海洋工学会賞受賞

日本郵船と同社グループ会社のMTI、ユニバーサル造船と、三菱重工業の四社が世界で初めて実船に搭載した「ハイブリッド過給機を用いた船内電源供給システムの開発」が、平成24(2012)年日本船舶海洋工学会賞(発明考案等)を受賞した。

ハイブリッド過給機船内電源供給システムは、本来の過給器機能に加えて、タービンで発生した余剰な回転力を発電に利用し、排気ガスの余剰エネルギーを効率的に利用する排熱回収システムの一つであり、ディーゼル発電機の使用を減らすことで、二酸化炭素(CO2)排出削減に繋がるとしている。

日本船舶海洋工学会賞は、日本船舶海洋工学会が造船、造機、海洋工学その他一般海事に関する優秀な著書・調査および実用的価値のある新技術の開発・発明・考案等で公表されたものの中から選出し、同社グループでは平成22(2010)年の「バラ積み貨物船の可搬式船倉内点検設備『メンテさん』の開発」に続く受賞となる。


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投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】