<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年05月10日

【流通】河合楽器製作所 iPadでPDF楽譜を演奏できる『PDFミュージシャン』発売

河合楽器製作所は、PDF楽譜を認識し、自動演奏させることができるiPad対応アプリ『PDFミュージシャン』および『PDFミュージシャン Free』をApp Storeを配信している。

インターネットの普及やiPadの登場により、「電子楽譜時代がいよいよ到来」と多くの音楽愛好家が期待を寄せているなか、現在の電子楽譜はPDFファイルが主流になっており、iPad上で手軽に表示することができるアプリケーションの普及とともにお客様のニーズもさらに高まっている。その声に応えるべく、当社の楽譜認識の技術を活かした「PDF楽譜認識エンジン」を搭載することにより、単なる表示だけでなく自動演奏も可能にした楽譜ビューアアプリを開発しました。このiPad初の画期的なアプリケーションを配信をしている。主な機能は以下の通り。

1 PDF楽譜ライブラリ
 ・サンプル楽譜を内蔵(ピアノ曲、合唱曲など12曲)
  ※『PDFミュージシャン Free』は4曲内蔵。
 ・PDF楽譜の登録(Webブラウザ、Dropbox、iTunes共有、アプリ間の連携)
  ※『PDFミュージシャン Free』は3曲まで登録可。
 ・本棚整理、タグ付け検索、楽譜カバー色設定など

2 PDF楽譜認識
 ・インターネット上にある楽譜を認識し、保存・表示・自動演奏することができます。
  ※リズム譜やドラム譜、タブ譜には対応していません。
 ・さまざまな記号を認識(パート構成、音部記号〈ト音/ヘ音/ハ音〉、調号、拍子記号、音符、休符、
  臨時記号、タイ、小節線、繰り返し括弧、反復記号、曲頭の速度記号)
  ※下記の記号には対応しておりません。
   (強弱に関する記号、曲の先頭以外の速度記号、音符を装飾する記号、その他の発想標語など)
  ※紙の楽譜をスキャンして作ったPDFは、認識率が低くなるため自動演奏はおすすめできません。
  ※『PDFミュージシャン Free』は楽譜の1ページ目のみ認識。

3 演奏
 ・自動演奏、なぞり演奏、ポイント発音
 ・音色(ピアノやオルガンをはじめ、各種弦楽器・管楽器など全30音色)
 ・演奏の設定(メトロノーム、相対テンポ、トランスポーズ、パンポット、ソロ/ミュート、基準ピッチなど)

4 楽譜表示
 ・拡大縮小、スクロール、ページ切替
 ・演奏同期(縦置き時:自動スクロール、横置き時:上下2段交互表示)
 ・フォーカス設定パートの自動センター表示

5 認識結果の編集
 ・テンポ、パート構成、小節線、音部記号、調号、拍子記号、反復記号、音符、休符

6 メモ
 ・手書き入力、ペンの太さと色、消しゴム

7 その他
 ・認識、編集データの自動保存、使い方ヘルプ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通