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2012年04月16日

【環境】フェデックス カーボンニュートラルな輸送プログラムを開始

フェデラルエクスプレス(フェデックス)は、書類用梱包材「フェデックス・エンベロープ」の輸送時に排出されるCO2をオフセット(相殺)してカーボンニュートラル(※1)な輸送を目指す新たなプログラムを開始すると発表した。

新プログラムは、同社が世界各国で取り扱うフェデックス・エンベロープの輸送で排出されたCO2量を1年ごとに計算し、年間CO2排出量に相当するカーボンクレジットをBPターゲット・ニュートラル(※2)から購入することで、排出したCO2をオフセットするというもの。書類用梱包材に対するカーボンニュートラルな輸送プログラムの無償提供は、国際的な貨物輸送会社初の試みとなる。

フェデックス・エンベロープは、すでに100%リサイクル素材で作られており、すべてリサイクル可能であるが、今回のプログラムによりその優れた環境性能が一段と高まるとしている。

※1 カーボンニュートラル
   排出されるCO2などの温室効果ガスと、植物などによって吸収される
   温室効果ガスの量が同じである状態のこと。排出分を植林などで
   直接吸収するほか、排出枠を購入したり、温室効果ガスの吸収・削減量の
   証明書(クレジット)を購入したりして排出分を相殺する手法がある。

※2 BPターゲットニュートラル
   二酸化炭素排出量削減や環境保護関連プロジェクトへの投資を通じて、
   排出されたCO2量の相殺を図る非営利組織。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| カーボンオフセット関係【取り組み内容別】