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2012年03月30日

【知識】ALSOKとラック 標的型メール攻撃を疑似体験できる訓練サービスを販売

ALSOKとラックが業務提携し、情報セキュリティサービスの提供を開始する。その第1弾として、標的型メール攻撃訓練サービス「ITセキュリティ予防接種」の販売を開始した。

同サービスは、昨今巧妙な手口で特定の企業や組織を狙い撃ちし、情報を窃取する新たな脅威として注目されている標的型攻撃への事前対策サービスです。社員が疑似的なメール攻撃を体験することによりセキュリティ意識を向上させ、実際の攻撃への対応能力を高めることができます。また、実際に攻撃を受けた際に想定される、被害に遭うリスクを可視化することもできる。

ALSOKの情報セキュリティサービス・商品のラインアップである「情報警備」では、「ネットワーク監視」をはじめとしたシステム的な対策も提供しているが、同サービスによる人的な対策を併せて行うことで、顧客のさらなる情報セキュリティ向上を実現する。

昨今、特定の企業や組織を狙い撃ちにした、巧妙な標的型メール攻撃により侵入され、機密情報やノウハウが窃取される事件が増加しています。標的型メール攻撃は、人を巧妙に欺くように仕組まれているため、不審なメールであることの判別が難しく、通常のメールとして送られてくることから、ウイルス対策など従来のセキュリティ対策で防ぐことが困難です。
 また、攻撃の対象は、大企業だけでなくその取引先企業や子会社である中堅・中小企業にまで及んでいます。中堅・中小企業においては専門のシステム担当者を置くことが難しく、十分な対策が講じられていないことが多いため、メールの送受信という日常のやり取りから、企業にとって見えないリスクとなっています。そのため、より巧妙になっている標的型メール攻撃を受けた事実を確認することは困難です。
 このような背景を受けて、ALSOKとラックが業務提携し、中堅・中小企業にも利用しやすい価格の標的型メール攻撃訓練サービスを企画・販売することといたしました。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識