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2012年04月02日

【アジア】双日と富士電機 UAEで世界最大のアルミ製錬プラントの拡張設備を受注

双日と富士電機は、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・アルミニウム社(Emirates Aluminium Company Limited)から、最新鋭のアルミ製錬プラント向けに世界最大容量のアルミ電解用整流設備を受注した。

今回納入する整流器設備は、アルミ製錬プラントにおいて、アルミの原材料であるアルミナの電気分解に使われる設備で、この分野で世界的に実績のある富士電機が製造し、設備の据付工事・試運転までをトータルで行う。双日と富士電機は、2007年にも第1期製錬所建設として年間生産能力約70万トンの同設備を約150億円で受注しており、第2期製錬所建設との受注額の合計は約250億円。この拡張により年間生産能力が年間約70万トンから約140万トンへと倍増し、単一のアルミ製錬ラインとしては世界最大となる。

アルミ地金は、自動車や飛行機の軽量化を図るための素材として新興国を中心に需要が伸びており、現在は全世界で年間約4000万トン生産されていますが、2030年には8000万トンまで倍増すると見られる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア