2012年03月26日
【流通】大和ハウス工業 植物工場ユニット「ａｇｒｉ−ｃｕｂｅ（アグリキューブ）」販売開始
大和ハウス工業は、大和ハウスグループの“農業の工業化”第一弾商品となる植物工場ユニット「ａｇｒｉ−ｃｕｂｅ（アグリキューブ）」の販売を商業施設向けに開始する。住宅業界で植物工場ユニットを販売するのは、同社が初めて。
大和ハウス工業が販売する「ａｇｒｉ−ｃｕｂｅ」は、これまで永年培ってきた建築の工業化の技術を駆使し、大和ハウスグループの大和リースと共同で新たに開発したユニット式建物に、野菜の生育状況にあわせて一定の光を当てることができる「照明器具昇降システム」、栽培棚の清掃をスムーズにできる「養液循環・排水システム」、エアコンなどの設備機器を組み合わせ、パッケージ化したユニット商品。
今回、新たに開発した独自技術を商品化し、外食産業向けに野菜を育てることができる小規模サイズの植物工場を販売していくことになった。将来的には、ビジネスホテルや高級レストラン、分譲マンション、コンビニエンスストア等でも利用できる小規模サイズの植物工場を開発、販売していく予定にしている。
今後、大和ハウスグループの流通店舗事業を通じて、外食産業に対して提案していくとともに、農業分野の商品開発や事業活動を、将来の同社における基幹事業に育てる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
