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2012年03月15日

【物流】国交省 平成23(2011)年11月分 航空輸送統計速報

平成24(2012)年3月2日、国土交通省(国土交通省)が平成23(2011)年11月分の航空輸送統計速報を公表した。

これによると、国内定期航空の貨物輸送量は、76,382トン(対前年同月比2.4%減)、79,830千トンキロ(同0.7%減)であった。なお、超過手荷物、郵便物を含む貨物輸送量は、82,083トン(同1.9%減)、85,457千トンキロ(同0.3%減)で、いずれも前年同月比を下回る結果となった。

区分別で見ると、幹線で最も伸張したのは関西−新千歳線の1,399,802kg(同41.6%増)であった。また、ローカル線で最も伸張したのは、東京(羽田)−金沢(小松)の282,398s(同24.6%増)となった。

一方、国際航空輸送の貨物輸送量は、93,809トン(同3.3%減)、500,516千トンキロ(同0.4%減)であった。なお、超過手荷物、郵便物を含む貨物輸送量は、98,771トン(同2.8%減)、529,751千トンキロ(同0.2%減)で、国内同様、前年同月比を下回る結果となった。

方面別で見ると、その他アジア、太平洋を除く全ての方面で対前年同月比を下回った。中でもオセアニアは236,871kgで同33.7%減と大きく減少した。 

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※クリックで拡大します。

※国内定期路線の幹線とは、新千歳、羽田、成田、伊丹、関空、福岡、那覇の7空港を相互に結ぶ路線で、それ以外の各路線がローカル線。国内、国際共に貨物重量には超過手荷物、郵便物を含めない。平成22 年度輸送実績(旅客)による国内定期路線の幹線及びローカル線のそれぞれ上位7路線を抽出。国際線輸送実績については、本邦の国際航空運送事業者の運航による輸送実績を7 方面に区分、集計。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流