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2012年03月14日

【環境】商船三井 ハイブリッド自動車船の進水式を挙行

商船三井は平成24(2012)年3月9日、三菱重工業、パナソニック エナジー社と研究開発を進めてきたハイブリッド自動車船、「EMERALD ACE(エメラルド エース)」の進水式を挙行した。

同船には、約160kWの太陽光発電システムと、実力値で約2.2MWhの電力量のリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド給電システムを搭載している。従来の発電システムでは、停泊中の船内の電力供給にディーゼル発電機を使用するが、同船では航海中に太陽光発電システムで発電した電力をリチウムイオン電池に蓄え、その電力を使用することで、停泊中にディーゼル発電機を完全停止させる。停止することで、港内での環境負荷/CO2排出量削減に寄与することが期待される。

この研究開発は、国土交通省の「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」の補助対象事業として採択されている。


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投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】