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2012年03月12日

【環境】日本郵船 海上ブロードバンド通信導入によるCO2削減

日本郵船は、コンテナ船全船にブロードバンド通信装置を順次導入することを決定した。

同社は、平成22(2010)年10月から海上ブロードバンド通信装置の導入を通じて、船陸間通信のリアルタイム化・情報の大容量化を図ることで運航時に排出するCO2削減の効果について実証実験を行ってきた。

実験結果として、海上ブロードバンド通信装置の導入により「気象情報・海流予測情報の本船上の入手」、「運航データの自動送信、陸上での運航状況のモニタリング強化」、「陸上担当者と本船間の情報共有・意思疎通の迅速化」などが可能となり、同社がコンテナ船で進めているIBIS(INNOVATIVE BUNKER&IDLE−TIME SAVING)プロジェクトに必要な様々な情報がリアルタイムに得られることで運航時に排出するCO2削減に活用できることが分かった。

このため同社は実証実験を完了し、IBISプロジェクト推進のため、コンテナ船全船に順次導入することに加え、今後、自動車運搬船、バルカー、タンカー、LNG船などにも導入していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】