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2012年03月12日

【物流】首都高 距離別料金制度以降後の利用状況(速報)公表

平成24(2012)年3月1日、首都高速道路が距離別料金移行後の利用台数・料金収入の状況についての速報値を公表した。

これによると、平成24(2012)年1月の利用台数は2,747万台(前年比4%減)となった。平日で見ると2,215万台(同3%減)、日祝日で見ると532万台(同4%減)で、いずれも減少した。

距離別料金制度の平日の1日あたりの利用状況を見ると、ETC車は前年と比べ1%の減少に留まり、ほぼ横ばいとなった。ETC車について、距離別料金への制度改正で料金負担が増える利用者は7%減、負担が減る利用者は3%増となった。一方、現金車は前年と比べ19%と2桁台の減少となった。

料金圏撤廃による平日(土曜含む)の利用台数の変化を見ると、旧東京線−旧埼玉線断面(美女木JCT付近)は29,500台/日(前年比12%増)、旧東京線−旧神奈川線断面(羽田及び浮島付近(合計))は134,300台/日(前年比7%増)となり、料金圏を跨いで連続利用する交通が増加していることが明らかとなった。

一方、料金収入は214億円(同4%増)と増加した。平日で見ると173億円(同1%減)であったが、日祝日は41億円(同27%増)と2桁台の増加となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者