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2012年03月07日

【流通】DNP 印刷物と連動したデジタルコンテンツ配信が可能なスマートフォン用アプリを開発

DNP(大日本印刷)は、雑誌やチラシ、ポスターなどに掲載されている画像をスマートフォンでかざすと、関連する動画や詳細情報などのコンテンツが閲覧できるアプリ「QUEMA for Smartphone(キューマ フォー スマートフォン)」を開発した。Android(TM)搭載スマートフォン向けのアプリケーションとして提供を開始した。また、iOSについても早期実用化を目指す。

QUEMA for Smartphoneが、全国でホームセンターを展開するカインズが協賛するサッカーJ2チーム「ザスパ草津」のファン感謝デーイベントのプロモーションツールとして採用された。具体的には、生活者が、同アプリをダウンロードしたスマートフォンを、選手の顔写真が掲載されたポスターにかざすと、今年の意気込みを語る選手の映像を閲覧することができる。

QUEMA(QUick and Easy Media Access)は、人間の目で識別できないデジタルコードを電子透かし技術を用いて印刷物に埋め込む「DCコード(TM)」と、そのコードを読み取り、対応するコンテンツにアクセスするスマートフォン用アプリを組み合わせたサービス。例えば、雑誌やチラシなどの写真やイラストにDCコードを埋め込み、読み取り用のアプリを入れたスマートフォンのカメラでこの画像を撮影すると、その画像に関連する動画や音声などのリッチコンテンツが再生される。

従来DNPは、QUEMAを顧客企業向けの専用アプリとして開発し、顧客企業がAndroidマーケットやApp Storeに申請することでアプリを公開していましたが、今回開発した「QUEMA for Smartphone」はDNPが汎用アプリとして公開します。これにより顧客企業は、アプリの開発や申請に必要なコストと時間を削減できるようになった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通