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2012年03月06日

【物流】横浜港 チーズ輸入数量 24年連続全国シェア1位

横浜税関は、横浜港がチーズの輸入数量及び輸入金額ともに24 年連続で全国第1位のシェアを占めていることから、2月の貿易トピックスとして「チーズの輸入」についてまとめた。

平成23(2011)年の全国におけるチーズの輸入実績は、輸入数量が21万5,261 トン(対前年比8.1%増)、輸入金額が885 億5,500万円(同8.0%増)。このうち、横浜港においては、輸入数量が11万979 トン(対前年比5.8%増)、輸入金額が439 億1,200万円(同7.4%増)で、それぞれ51.6%、49.6%のシェアを占めている。

国別の輸入数量をみると、全国及び横浜港ともに、オーストラリアが第1位、ニュージーランドが第2位の輸入相手国となっており、この2カ国で6割を超えるシェアを占める。この2カ国からの輸入が多い理由としては、地理的に日本に近く、輸出余力も大きいため、国内で必要とする量を安定的に確保できることや、日本の利用者の求める品質にあった良い品物が手に入ることなどが挙げられる。

今後の輸入数量の見通しは、@ チーズは体に良い食べ物として受け入れられており、どの世代にも食べられている食品であることA チーズはそのまま食べるだけでなく、料理や菓子パンなどに幅広く使われており、工夫次第でその使い道は、まだまだ広がると思われることB 日本の1人あたりのチーズの年間消費量は欧米各国に比べても少ないことから、今後伸びる余地があること― などから、輸入数量は増加傾向で推移するものとみている。


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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流