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2012年02月23日

【環境】国交省 九州地方で物流効率化の実証実験を開始

国土交通省(国交省)は、「博多アイランドシティ次世代物流研究会」(以下:物流研究会)と官民連携し、「ITSスポット」を活用した初の物流効率化の実証実験を開始した。

ITSスポットとは、全国の高速道路上に設置されている通信アンテナで、広範囲の道路交通情報や画像を、自動車に搭載されているITSスポット対応のカーナビとの高速・大容量通信により把握することが可能となる。

物流研究会では、物流車輌のプローブ情報(走行位置等の情報)をITSスポットから収集し、車輌の運行管理、配送管理や急発進、速度情報を活用したエコドライブ支援等の可能性を検討する。

今回の実験で期待される効果の中で、物流面では納品先に到着時刻を随時通知することで、荷受けスペースの確保や従業員の計画的配置等、納品の効率化が図れることに加え、運送業者においても納品先に対するサービスレベルの向上が期待される。また、未然に事故を防ぐ為に車輌の走行履歴や急ブレーキ等の履歴を活用し、走行速度のムラ、急ブレーキや急ハンドル等、各ドライバーの運転状況を把握すると共に、それらの情報を用いてドライバーへ注意喚起することで、安全でCO2排出量の少ない走行が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】