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2012年02月17日

【流通】関西電力 富山県に河川維持流量を利用した発電所を新設

関西電力は、CO2削減やエネルギーセキュリティの観点から、再生可能エネルギーの普及促進について、積極的に取り組んでおり、中でも水力発電については、新黒薙第二発電所の建設や既設発電所の設備更新による出力・発電電力量の増加を計画的に進めている。その一環として富山県黒部市宇奈月町に同社が所有する出し平ダムにおいて、河川維持流量(※)を利用した「出し平発電所(仮称)」を新たに建設する。

出し平発電所(仮称)は、出力510kWの発電所として、年間の発電電力量を約170万kWhと見込んでおり、CO2排出量を年間約480t削減することが可能。平成26年5月着工、同年12月に営業運転開始を目指す。

関西電力は、引き続き、3E(地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速する。

※河川維持流量
ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通