2012年02月14日
【物流】全ト協 中国進出のためのミッション団結成
全日本トラック協会（全ト協）は、国土交通省（国交省）によるアジアを中心とした海外進出の促進を受け、中国現地のトラック事業の実態を視察するミッション団を結成することを公表した。
これは、国交省の「トラック産業の将来ビジョンに関する検討会」において平成22（2010）年7月の中間整理で、「中国、インド等のアジア各国の著しい経済発展に伴うトラック運送需要の増大やこれら各国への日系進出企業の大幅な進出の増加等を踏まえ、チャレンジ精神に富み、相応の企業体力があるトラック運送事業者においては、アジアを中心に海外進出に積極的に取り組むことが考えられる」と示されたことが背景にある。これを受けて、全ト協は平成23（2011）年の11月から12月にかけて「トラック事業に関する海外進出支援セミナー」を国交省と共催で3回実施し、平成24（2012）年に同ミッション団の結成に至った。
同ミッション団では上海及び杭州で中国進出している日系トラック運送事業者の現地法人、中国現地のトラック運送事業者、物流施設などの視察の他、日系実運送事業者（上海物流会）との意見交換の場も設けている。
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投稿者：gotsuat 09:45| 国際物流
