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2012年02月10日

【物流】日本・アジア−米国間コンテナ貨物荷動き動向(2011年11月速報値)

 平成24(2012)年1月27日、日本海事センターが、日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き動向速報値(2011年11月)を発表した。

これによると、18カ国・地域(※)の2011年11月の往航荷動き量は、112.6万TEU(対前年比1.0%増)となった。6月以降前年割れしていたものの、今回6ヶ月ぶりにプラスに転じた。
中国積の上位2品目である「家具及び家財道具」(同0.4%増)と「一般電気機器」(同14.6%増)がそれぞれ9ヶ月ぶり、6ヶ月ぶりの増加となったことに加え、「自動車部品」が、日本積(同11.7%増)、韓国積(同6.1%増)、台湾積(同21.1%増)の各積地で好調だったことによりプラスに転じた。

なお、1〜11月の累計は1,212.7万TEU(前年同期比0.3%増)となった。年前半の好調を受け、かろうじてプラスを維持した。

 また、18カ国・地域の2011年10月の復航荷動き量は56.4万TEU(対前年比1.9%減)で、今回4ヶ月ぶりにマイナスとなった。

中国揚の「木材及びその製品」(同65.2%増)、「家具及び家財道具」(同41.5%増)が大幅に増加したことにより好調だった一方、それ以外の日本、韓国などの東アジア地域、ASEAN地域及び南アジア地域が減少したことでマイナスに転じた。
なお、1〜10月の累計は554.6万TEU(前年同期比7.9%増)となった。

※集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8ヶ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4ヶ国、合計18ヶ国・地域を対象。


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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流