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2012年01月26日

【物流】JR貨物 平成23年度第3−四半期輸送動向

平成23(2011)年1月18日、JR貨物が平成23年度第3−四半期の輸送動向を発表した。

荷動きは、震災による生産活動の低迷に加え、欧州の経済危機による景気悪化及び歴史的な円高に伴う輸出産業の販売減の影響もあり、前年を大きく下回った。

コンテナ貨物の実績は、紙・パルプが東北地区の生産拠点の被災により、702千トン(前年比85.7%)と大幅な減送となった。また、家電・情報機器が昨年12月の家電エコポイント制度変更前の販売増があったことから、本年は大きく減送し、116千トン(同78.4%)となった。一方、自動車部品は、メーカーが震災に伴う減産から増産体制へと転じたため、239千トン(同110.1%)と大きく増送。全体では5,369千トン(同95.9%)と前年を下回った。

車扱貨物の実績は、セメント・石灰石が台風12号による路線の不通の影響により11月上旬まで輸送が中断したため、262千トン(同83.0%)と前年を大きく下回り、全体では2,734(同96.9%)となった。


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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者