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2012年01月17日

【知識】日本政策投資銀行と損害保険ジャパン 企業のリスクマネジメント支援で提携強化

日本政策投資銀行(以下:DBJ)と損害保険ジャパン(以下:損保ジャパン)は、企業のリスクマネジメントを支援するために業務協力関係を強化する。

東日本大震災という未曾有の災害を目の当たりにし、各企業はBCP(事業継続計画)の策定や見直しなど、更なる防災力の向上を行い、事業継続体制の強化に取り組んでいる。DBJと損保ジャパンは平成18(2006)年に締結した企業防災に関する業務協力協定を強化し、このような企業のリスクマネジメントへの取り組みを積極的に支援する。

DBJは、グループ会社の日本経済研究所および同社の提携先である損保ジャパンと同じNKSJグループ傘下のNKSJリスクマネジメントとの連携により、企業のリスクマネジメント強化等を希望する企業に対して、平成24(2012)年1月から、BCPの策定、既存BCPの見直し、BCM(事業継続マネジメント)コンサルティング等のサービスを提供する。

損保ジャパンは、平成23(2011)年8月の「DBJ防災格付」融資の評価システム見直しにより、格付取得企業の災害時のリスクをより正確に評価できると判断し、平成24(2012)年1月1日以降を始期とする保険契約に対して、平成18年に創設した「企業費用・利益総合保険割引制度」の適用可能割引率の拡大を行うとともに、事業継続の支援策として、新たに「被災設備修復サービス」を提供する。DBJと損保ジャパンは、今回の内容に止まらず、リスクファイナンス分野等でも連携の検討を進め、今後も幅広い業種・地域における企業の防災への取り組み・事業継続体制の強化を積極的に支援・推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識