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2012年01月13日

【物流】運輸労連 違法駐車車両、減少傾向

平成24(2012)年1月4日、全日本運輸産業労働連合組合会(運輸労連)は『違法駐車状況実態調査2011年版』を取りまとめた。同調査は、平成23年(2011)年6月10日に全国一斉に実施。対象地域については、各都道府県の県庁所在地またはそれに準ずる都市の違法駐車が多い地点を選定し、沖縄県を除く46都道府県の68都市の389地点で調査した。

これによると、全国の調査地域での違法駐車車両総数は33,740台と前年に比べ4.7%減少。内訳は、営業用トラックが6,647台(19.7%)、自家用トラック5,516台(16.3%)、自家用乗用車他21,577台(64.0%)であった。

今回の調査結果から、違法駐車の実態は、全体的には年々減少しているものの、減少台数の内訳などを見ると、営業用トラックの駐車施設の必要性がうかがえた。運輸労連は、「違法駐車防止条例」や「附置義務条例」制定にむけた取り組みと同時に、道路における営業用自動車の駐車環境の整備(バス、タクシー、トラックの待機駐車と荷捌きエリアの指定、短時間駐車エリアの指定)と駅前広場、駅構内でのバス、タクシー、トラックベイの整備にむけた取り組みを関係部門に対して、積極的に要請を願う。としており、運輸労連においても国土交通省・警察庁に対して具体的な対策の確立に向けて取り組みを進める、としている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連