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2011年12月14日

【流通】DNP マルチデバイス対応のデジタル雑誌制作サービス開始

大日本印刷(以下:DNP)とDNPの子会社で電子メディアの企画制作を行うDNPデジタルコムは、スマートフォンやタブレット端末向けに、ウェブページ作成の次世代言語である「HTML5」を使ったデジタル雑誌の制作支援サービスを開始する。このサービスは、DNPとDNPデジタルコムが共同で開発したデジタル雑誌閲覧ソフト「HTML5マガジンビューア」を利用することで、表現豊かな演出や様々な機能の実現とともに、1つのコンテンツデータで多様な携帯端末に合わせた最適なレイアウトでの画面が表示できる。

DNPは、パソコン・携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・電子書籍専用端末などのあらゆるメディアに向けてDTPデータから電子書籍コンテンツを制作する体制を強化し、出版社の電子出版事業を支援している。2010年には業界に先駆け、デジタル雑誌の制作も本格的にスタートした。

デジタル雑誌の制作において、次々に新製品が発売されるスマートフォンやタブレット端末の画面サイズに合わせて表示する場合、それぞれに対応したコンテンツデータを用意する必要があり、コスト増加の一因となっている。こうした状況を受け、今回DNPとDNPデジタルコムは、1つのコンテンツデータで各種端末向けに最適表示する機能を持つデジタル雑誌閲覧ソフト「HTML5マガジンビューア」を開発し、ウェブページ作成の次世代言語である「HTML5」をベースとしたデジタル雑誌制作サービスを提供する。

DNPは今後も、出版物の紙版とデジタル版の両方にワンストップで対応する“ハイブリッド制作体制”を強化し、雑誌を含めた電子書籍コンテンツ制作を積極的に推進して、出版社のビジネス拡大をサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通