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2011年12月09日

【物流】国交省 トラック輸送情報(平成23年9月分)

平成23(2011)年12月7日、国土交通省(国交省)がトラック輸送情報(平成23年9月)を公表した。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象26社)の輸送量は5,420,928トン(前月比101.5%、前年同月比98.1%)となり、前月と比べ約8万トン増加、前年同月と比べ約10万トン減少した。

品目別を見ると、前月と比較して、「農水産品」及び「その他」を除く品目で輸送量が増加した。増加要因として、工場・生産地からの貨物増や倉庫から出る貨物増などが挙げられる。特に、工場・生産地からの貨物増は「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」と多くの品目で共通して見られた。

前年同月との比較では、商社・問屋からの貨物減が「日用品」で見られた一方、工場・生産地からの貨物増が「機械」、「化学工業品」で見られた。

また、宅配便(調査対象17社)の取り扱い個数は258,355千個(同97.2%、同106.0%)となり、前月と比べ約751万個減少、前年同月と比べ約1,486万個増加した。

一方、一般貨物(本月の回答事業者802社/調査対象事業者数1,049社)の輸送量は、前月比103.4%、前年同月比102.5%となった。

品目別及び地方運輸局別で見ると、前月と比べた場合、沖縄以外は前月比を上回った。中でも、特に伸びが大きかったのが中国で、季節的需要増等による「その他農産物」や「化学肥料」の増加、また、建設関連の需要増等により「砂利・砂・石材」の輸送量が増加し、106.5%となった。前年同月と比べた場合、関東、中部、近畿以外は前年同月比を上回った。中でも、特に伸びが大きかったのが北海道で、季節的需要増等により「穀物」、「野菜・果物」、「畜産品」、「水産品」、「その他石油製品」の輸送量が増加し、108.0%となった。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連