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2011年12月07日

【環境】DHL CO2排出量を削減する国際複合輸送サービスを開始

DHLは、中国と日本間で国際複合輸送サービスを新たに開始すると発表した。これは、同社が国土交通省より第二種貨物利用運送(鉄道貨物運送)の認可を取得したことにより実現したものである。

同輸送サービスはフェリー、鉄道、トラックからなる輸送手段を利用するもので、日本国内での集荷と配達にはJR貨物を、日本・上海間の幹線輸送にはフェリーを、中国国内での集荷と配達においてはトラックを利用する。輸送に関しては、通常の20フィートや40フィートコンテナより小さい12フィート(全長約3.6メートル)のコンテナを日中全区間で利用しているため、陸上、鉄道、海上のすべての手段で輸送できる。加えて、日本国内の鉄道貨物ターミナルでの取り扱いが可能となるため、取り扱いと輸送にかかる時間が大幅に短縮される。

これにより、海上輸送のみを利用した場合に比べて輸送所要時間を最大で3日短縮し、航空輸送で排出されるCO2の92%相当を削減することを可能としている。


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投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】