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2011年11月14日

【物流】阪神高速 対距離制料金導入

国土交通省(国交省)は平成24(2012)年1月1日 午前0:00より、阪神高速の距離別料金体制を導入することを発表した。これにより、従来料金圏のある阪神東線(普通:700円)、阪神西線(同:500円)、阪神南線(同:500円)の均一料金体制を、料金圏のない対距離別制の500〜900円へ移行するとしている。

出口料金所がないために入口で上限料金を支払うことになる現金車へは、ETC車載器の購入支援、領収書発行への支援、パーソナルカードの加入支援、対距離制移行に際しての激変緩和措置等の対策が阪神高速会社より実施される。

尚、平成25(2013)年度までは、対距離制移行に関して、地方からの意見を踏まえた上での当面の割引として、以下の割引が実施される。

 ・ NEXCO・本四との乗継割引(6km以下の出入口までは100円割引)
 ・ 西線内々利用割引(6km超の内々利用は100円割引)
 ・ 端末区間割引(池田線300円(通勤時間帯150円)、
   西大阪線200円(早朝深夜100円)、東大阪線200円)
 ・ 物流事業者向け割引の拡充(車両単位割引最大20%、契約単位割引10%)
 ・ 新神戸TNの移管(移管迄は現行割引を継続)

その他、環境ロードプライシングは、基礎的な料金として継続される。

同省は阪神圏の利用しやすい新たな料金体系について、国と地方の検討会で引き続き検討すると同時に近畿道等の均一区間のETC整備も進めていく、としている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連