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2011年11月08日

【物流】トラック運送業界の景況感(2011年7月〜9月)

全日本トラック協会(全ト協)は平成23(2011)年7月〜9月期のトラック運送業界の景況感(速報)をまとめ公表した。

これによると、トラック運送業界の景況感について「悪化」とした事業者は48%(前回58%)、「好転」とした事業者は8%(前回6%)で、判断指標は▲47となり、前回▲66より19ポイント改善した。

貨物別で見ると、一般貨物では輸送数量について「減少」とした事業者は38%、「増加」とした事業者は18%で、判断指標は▲27となり、前回▲39から12ポイント改善した。
宅配貨物では、輸送数量について「減少」とした事業者が35%、「増加」とした事業者が14%で、判断指標は▲29となり、前回▲28から1ポイント悪化した。宅配以外の特積貨物においても、輸送数量について「減少」とした事業者は47%、「増加」とした事業者は18%と、判断指標は▲36となり、前回▲30から6ポイント悪化した。

業界の景況感を地域別に見ると、四国以外のすべての地域で改善が見られた。四国は最も水準が低く、中部、東北は前回よりも40ポイントを超える大幅な改善となった。
取扱い品目別では、特に前回水準の低かった機械関連貨物では大幅な持ち直しが見られた。

次回平成23年10〜12月期の見通しでは、景況感についての判断指標が▲43と4ポイントの改善が見込まれている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連