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2011年10月28日

【物流】第10回  日本海側拠点港の形成に関する検討委員会

平成23(2011)年10月19日、国土交通省(国交省)が日本海側拠点港の形成に関する検討委員会(第10回)を開催した。

今回の委員会では、日本海側拠点港の選定に向けた議論をさらに深め、委員会としての評価のとりまとめを行った。

各委員の評価結果を基に、委員会として国際コンテナ、RORO船といった機能毎に各港の順位付けを実施。平成23(2011)年6月3日〜7月29日において日本海側拠点港を募集した結果、19の港湾管理者から合計23港44計画の応募があり、中には複数港湾による共同提案も含まれていた。しかし、同委員会では、こうした共同提案による効果が期待出来ないと評価した計画については、単独での応募と見なして評価を行った。

今後は、同委員会での評価の取りまとめを踏まえ、政務三役において議論を行い、来月中にも日本海側拠点港を選定する予定。

平成23(2011)年10月20日に行われた記者会見で、室井大臣政務官は、同委員会後の自身の発言について、「地域の熱意も加えて総合的に評価をしたい」と述べたが、今後、要望・陳情・計画の変更を取り入れるとの趣旨で一部報道されている。これまでの10回の間の努力、情熱、商工会議所の方々をはじめ、多くの方々が来られたが、その地域の方々のこれまでの情熱についても評価するという意味で発言したものであり、今後、要望、陳情に来れば良いわけではないことを勘違いしないようにして頂きたい。今は、検討委員会の決定段階で、最終決定はこれからであることを強調した。


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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流