<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年09月28日

【知識】みずほコーポレート銀行 ロシア・ズベルバンクと業務協力協定締結

みずほコーポレート銀行とモスクワみずほコーポレート銀行は、ロシア最大の商業銀行ズベルバンク(Sberbank of Russia)と、投資銀行業務及び幅広い商業銀行業務における業務協力協定を締結した。ズベルバンクが邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めて。

ズベルバンクはロシア及び中東欧地域における最大手金融機関であり、ロシア銀行部門の総資産の約3割を占めている。ズベルバンクはロシア中央銀行の出資によって設立され、現在も中央銀行が主要株主として60%強の普通株式を保有、残りの株式は245,000以上の個人・法人投資家が保有している。

今回の業務協力協定は、主にロシアでの日系企業向け金融サービスでの協力を狙いとしており、ロシアへ進出済の企業やロシアとのビジネスを行っている日系企業に対して、現地通貨ルーブル建て送金、現地通貨建てファイナンス、トレードファイナンス、プロジェクトファイナンスなど、多彩なソリューションを提供する。

ロシアは、面積(約1,707万平方km)は日本のおよそ45倍に相当し、人口が1億4,291万人(2011年4月現在)にのぼるとともに、石油、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金、ダイアモンド等の豊富な資源及び潜在的な成長力を有している。日系企業は約300社進出しており、今後ますます増加が見込まれている。みずほコーポレート銀行は、今回の協定を通じ、みずほ銀行をはじめとする他のグループ各社と一体となり、ロシアで事業を展開する顧客のニーズを幅広くサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識