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2011年08月25日

【知識】キヤノンと富士通 オフィス向けクラウドビジネスにおいて協業

キヤノンは、クラウド型ドキュメントサービスをグローバルに展開するにあたり、高い信頼性を備えたクラウド基盤を全世界で展開している富士通と協業する。

キヤノンと富士通はこれまで、インターネットを利用した複合機やプリンターの遠隔保守サービス、キヤノン製品のライセンス認証管理システムなど、さまざまなシステムの構築や運用において協業し、協力体制を築いてきた。2010年2月には、プリンティング機器およびIT機器の運用・管理サービスの分野でも協業することに合意している。

キヤノンはこれまで培ってきたオフィスドキュメント処理関連技術や、キヤノンITソリューションズをはじめとしたグループ内のインターネットサービス関連技術、運用力を総結集させ、オフィス向けクラウドサービスを展開する。今回、クラウド型ドキュメントサービスをグローバルに展開するにあたり、クラウド基盤「FGCP/S5」を全世界で提供している富士通と協業することで合意しました。これにより、キヤノンは自社のクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」の高い品質と堅牢性を確保するとともに、クラウド型ドキュメントサービスのグローバルでの展開を実現していきます。

また、富士通は自社のクラウドサービスと、ドキュメント関連技術に強みを持つキヤノンのクラウド型ドキュメントサービスを連携させて販売する。まずは、キヤノンが日本では2011年8月下旬、北米では年内から提供する「Canon Business Imaging Online 帳票・印刷サービス」を、富士通グループが日本市場および北米市場で順次販売する。これにより、キヤノンは富士通の販売力を活用し、IT市場でのさらなる拡大をグローバル規模で推進する。また、富士通はオフィスの核となるキヤノンの先進的なドキュメントサービスを販売することにより、顧客にトータルなオフィスソリューションを提供する。

今後、両社はクラウドサービス連携商材を共同で企画・開発し、全世界に展開していくことも検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識