2011年08月19日
【流通】住友林業と常陽銀行 東北産材を積極活用した住宅商品向け専用住宅ローンを設定
住友林業は、東日本大震災により甚大な被害を受けた東北地方の復興を応援するため、２０１１年７月から「がんばろう日本！東北を元気に！」プロジェクトを実施している。８月１２日からは、常陽銀行と協力し、このプロジェクトを推進するための専用住宅ローンを設定し取扱を開始した。
同住宅ローンは主要構造材の全てに東北６県でつくられた柱や梁などを採用した「東北応援しよう（仕様）」キャンペーン商品、および東北産材を活用して内装をグレードアップする「東北産材内装グレードアップ」キャンペーン商品を対象としている。これらのキャンペーンを利用して住宅を建築する顧客が、常陽銀行で住宅ローンを契約する場合、ローン期間に関わらず、変動金利か固定金利かを問わず、店頭金利から一律年間１．６％分の金利を割り引く。また、事務手数料が無料となるなど、各種の優遇措置が受けられる。
住友林業は、「がんばろう日本！東北を元気に！」プロジェクトにより、事業を通じて東北地方への経済復興への寄与を目指しているが、今回、この利用者にとってメリットの大きい住宅ローンを設定することで、プロジェクトを普及し復興寄与へのスピードアップを狙う。
今回の東日本大震災では、山林の荒廃、建材製造企業の被災、そして、多数の住宅の被害と、当社事業との関連が深い分野で非常に大きな被害が発生した。大震災発生以降、住友林業が建設した住宅の巡回と補修に全力で取り組んできた他、応急住宅の建設、寄付金の拠出、被災地特別枠を設定しての採用活動など、被災地支援を行ってきた。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
