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2011年08月18日

【流通】飛島建設 ICタグによるコンクリート施工情報管理システム開発

飛島建設は、建設現場特有の環境条件に適応し、施工時から施工後の維持管理に至るまでの情報を一元管理することで、コンクリート構造物のトレーサビリティを確保する「ICタグによるコンクリート施工情報管理システム」を開発した。

各種のICタグの特性を評価することで、建設現場特有の環境条件に適応したRFID(ICタグやデータベースなど)を選定できるようにし、最適なシステムの構築が可能となった。また、これまで主に施工時に利用されてきたICタグとその情報を、施工後も継続して管理者が利用できるようにすることで、コンクリート構造物のトレーサビリティを確保し、維持管理に活用できるようにした。飛島建設がこれまで開発してきた施工時のコンクリート品質管理システムと連携させ、施工時から施工後の維持管理に至るまで一元的な情報の管理ができる、施工から維持管理までを包含したシステムとした。

飛島建設は今後、同システムを積極的に建設現場へ展開し、施工時の品質確保・向上を図るとともに、コンクリート構造物さらには建設構造物全般の維持管理に貢献したいとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通