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2011年08月18日

【環境】商船三井 省エネを実現するPBCFの受注実績2,000隻を達成

商船三井は西日本流体技研およびミカドジャパンと開発し、商船三井テクノトレードが販売しているプロペラ装着型省エネ装置PBCF(Propeller Boss Cap Fins)の受注実績が2,000隻を達成したことを発表した。

PBCFとは船の推進上のエネルギーロスとなるハブ渦を消すことができる装置であり、PBCFを装着することでプロペラ効率が改善され、燃料消費量を3~5%削減できる。大型コンテナ船で年間9,000トン以上のCO2排出量を削減することが可能となる。

PBCFは昭和62(1987)年に販売を開始し、国内船主を中心に採用実績を積み、販売開始19年目の平成18(2006)年に受注1,000隻を達成した。その後、燃料価格の高騰及びCO2排出量削減に向けた世界的な意識の高まりにより、海外の船主・運航者にも幅広くPBCFが採用された結果、1,000隻達成からわずか5年で受注2,000隻を達成した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】