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2011年08月17日

【知識】伊藤忠食品と凸版印刷が「POSA型ギフトカード事業」で業務提携

伊藤忠食品と凸版印刷は「POSA型ギフトカード(※1)事業」において業務提携した。

伊藤忠食品はギフトマーケットの新たな需要創造を図り、食品、外食、サービスなどの分野で消費者の新たなギフトニーズに応えるギフトマーチャンダイジングの取組みを推進している。また凸版印刷は、「ギフトカードASPサービス」(※2)を中心に、ギフトカードの導入に関するビジネスサポートから、ギフトカードの製造・発行、プロモーションサポートまで、幅広いサービスをワンストップで企業に提供する、ギフトカード事業を展開している。

両社の提携により、伊藤忠食品は、凸版印刷の「ギフトカードASPサービス」を利用して食品など様々な商品のPOSA型ギフトカードを発行し、消費者(利用者)がWEB商品交換サイト「ギフトカードモールexchange.com」で「お好きな時」に「お好きな物」を受け取ることができる新しいギフトサービスを展開、新たなギフト市場を創出する。

また、両社は食品メーカーやサービス企業をはじめとする多様な企業に対して、POSA型ギフトカード発行の企画から、カードの製造・発行、残高管理、WEB商品交換サイトの運営、商品配送などのビジネス・パッケージを提供することで、日本国内で急速に広がるギフトカード市場への参入をサポートし、消費者(利用者)に便利で価値のある様々なギフトカードプラットホームを提供する。

伊藤忠食品のギフト事業の拡大と、凸版印刷の「ギフトカードASPサービス」の新たな導入先開拓で相互に協力し、双方のギフトサービスを拡大させる。2011年度中に、食品などをはじめとする幅広い分野で20券種のサービス展開を目指す。

※1 POSA型ギフトカード
残高をサーバーで管理するプラスティックカード型の商品券。POSAとは、Point of Sales Activationの略で、ギフトカードモールを展開するインコム・ジャパンの流通技術。POSでギフトカードを有効化(アクティベート)し、販売することができる。販売が成立するまでギフトカードは利用不可能な状態であるため、従来の紙商品券やプリペイドカード販売時のような仕入れ原価が発生せず、在庫リスク・管理が不要となり、金券類でありながら紛失等を意識する必要もないので、陳列販売が可能。

※2 ギフトカードASPサービス
凸版印刷が提供する、ギフトカードの残高管理をリアルタイムで行なうASPサービス。全国約160店舗の百貨店で利用可能な「百貨店ギフトカード」の共同センターとしても採用された国内最大のギフトカードプラットフォーム。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識