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2011年08月12日

【知識】パナソニック サムスン電子 ソニー XPAND 3Dの4社 3Dアクティブメガネの標準化で合意

パナソニック、サムスン電子、ソニー、X6D Limited (XPAND 3D)は、「フルHD 3Dグラス・イニシアチブ」として、民生用アクティブシャッター方式の3Dメガネ(以下、3Dアクティブメガネ)に関する技術の標準化で提携する。

3Dアクティブメガネは、フルHD画質での3Dを実現するもので、テレビ、PC、プロジェクター及びXPANDアクティブメガネ方式の3D劇場等の3Dディスプレイと3Dアクティブメガネとの間の通信方式には、Bluetoothをベースにした無線(RF)システムを利用するものと赤外線(IR)システムを利用するものがあり、今回の合意は両方式に関連する。4社は、RFシステムを利用した3Dアクティブメガネ技術のライセンス開始に向けて、その開発に取り組む。また、IRシステムを利用した3Dアクティブメガネ技術では、パナソニックとXPAND 3Dが共同開発したプロトコル(※)とサムスンおよびソニー各々が開発したプロトコルをライセンス提供する予定にしている。

2011年9月を目処に「フルHD 3Dグラス・イニシアチブ」としてライセンスを開始する予定です。IRまたはRFの新プロトコルを採用したユニバーサルグラスは2012年には市場に導入され、2011年に販売されたアクティブメガネ方式の3Dテレビとの互換性を持つ予定にしている。4社は、Bluetooth Special Interest Group (Bluetooth規格標準化団体)の支援も得つつ、このイニシアチブを通じて、3Dアクティブメガネの幅広い普及促進を目指す。

※ パナソニックとXPAND 3Dが共同開発したプロトコル
長虹、船井電機、海信、日立コンシューマエレクトロニクス、三菱電機、セイコーエプソン、SIM2 Multimedia S.p.A.、ViewSonic Corporationのサポートにより、2011年3月に発表された

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識