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2011年08月11日

【知識】ドゥ・ハウス、ロードウェイと中国でのダイレクトマーケティング支援を目的に事業提携

ドゥ・ハウスとロードウェイは、中国市場でのダイレクトマーケティング支援を目的とした事業提携に関する契約を締結し、本格的なサービスの展開を開始した。

2010年7月より中国人の個人観光ビザが緩和され、日本へ観光に来る中国人が増加傾向にあった。しかし、震災後、中国人の日本や日本企業、日本製品に対する価値観が大きく変わり、中国での事業展開を検討しているクライアント企業からも、刻々と変化する中国人の実態を把握したいというニーズが高まっている。

中国市場の現況として、メディアの多様化や都市の経済規模および人口の多様化に加え、日本と同様に、商品が店頭に並ぶだけでは売れない、もしくは棚を確保することが困難になっているとの指摘があり、今後は、中国の消費者とのきめ細やかなコミュニケーションがより重要になってくると予想されている。

そのようなクライアントニーズに応えるため、中国最大規模である1.1億人の富裕層のデータベースを保有し、ダイレクトマーケティング事業を展開するロードウェイと、32年間、メーカーの商品開発のためのリサーチや、商品育成のためのクチコミを基点としたプロモーションを得意とし、マーケティング全般の支援を行ってきたドゥ・ハウスが事業提携を行うことで、中国におけるマーケティング支援サービスを推進していくこととなった。両社の提携により、クライアント企業が求めるマーケティングニーズにより一層迅速、かつ大規模に対応する。

両社は、1億人の中国人富裕層データベースを活用し、まずはエリア別、出身省別、年収別、学歴別などのターゲティングを行い、中国での事業展開を検討しているクライアント企業の課題と目的に合わせた最適なターゲット層に対して、リサーチやプロモーションを実施する。このサービスは、ドゥ・ハウスが各種マーケティングシステム及び、プロジェクトの運営を担当し、ロードウェイは、保有するパネルの提供及びダイレクトメール(DM)、テレマーケティング(TM)等のダイレクトマーケティングサービスを担当する。営業活動については、両社にて推進いたします。

ロードウェイの保有する1.1億人の中国人富裕層データベースは、信用調査において最大手のグローバル企業D&B社が出資し、D&B社同様の基準で審査、メンテナンスされており信頼性が高い。そのデータベースを活用することで、きめ細かいターゲティングや高い反応率を維持することが可能としている。

今後は、中国進出を検討中および既に中国へ進出している企業に対して、中国人の実態を把握するためのリサーチ支援や、認知拡大および集客のためのプロモーションサービスの提供に加え、より上流工程でのコンサルティング活動を両社で行っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識