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2011年08月04日

【知識】会津若松市・会津大学・アクセンチュア 震災後の復興に向けた産業振興、雇用創出に着手

会津若松市、会津大学およびアクセンチュアは、福島県、ならびに会津若松市全体の復興に向け、会津若松市を活動拠点として、産業振興と雇用創出の構想策定に共同で着手する。

福島県の復興に向けては、第1に、福島第一原子力発電所事故の直接被災地である大熊町などから会津若松市に避難をされている数多くの方々を含めた、福島県内における雇用の確保が重要であり、その受け皿となる産業を速やかに振興させることが不可欠です。第2に、日本全体そして世界に広がった風評被害について、正確な情報を国内外に発信していくことで、福島県に対する誤解を解いていく取り組みが欠かせない。

福島県ならびに会津地方には第一次産業に加えて、IT、自然エネルギー、医療、観光といった、将来的にも大きな雇用の源泉となる魅力的な産業が数多く存在する。会津若松市、会津大学、およびアクセンチュアでは、これらの産業の魅力を国内外に広く知らしめることで、当該産業のさらなる振興に貢献する、優れた「技術」「人材」「資金」を国内、海外から誘致し、地場の特性を活かしつつも、高い競争力を持つ製品やサービスを創出させることで産業を振興し、地域の雇用拡大に努める。

さらに、ITに関する教育・研究の分野で国内屈指の教育研究機関である会津大学と、ITサービス分野で世界トップレベルの経験を有するアクセンチュアの協業によって優れた人材を育成し、産業の重要な基盤であるITを活用した、地域の新たな雇用につながる産業や街づくりを支援する予定にしている。

アクセンチュアでは、福島県会津若松市に「福島イノベーションセンター」を2011年8月1日に開設した。同センターを拠点として、県、市、大学をはじめ、地元企業、有識者の意見も踏まえた、県民、市民に最適な産業振興、雇用創出策を検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識