【アジア】サントリー食品インターナショナル タイで緑茶の新ブランド「みらい」発売
サントリー食品インターナショナルは、Ｔｉｐｃｏ Ｆ＆Ｂ Ｃｏ．， Ｌｔｄ．（以下：ティプコ社）と共同で、緑茶の新ブランド「みらい」（５００ｍｌペットボトル）を開発し、ティプコ社から７月下旬からタイで発売している。
タイの清涼飲料市場では、近年、健康志向の高まりから緑茶飲料の成長が続いており、２０１０年の緑茶飲料市場は対前年約２割増と大きく伸長した。
こうした状況の中、サントリー食品インターナショナルはティプコ社と新たな緑茶ブランドの共同開発を２００９年から開始した。タイの果汁１００％飲料Ｎｏ．１（※）ブランド「Ｔｉｐｃｏ」等を展開するティプコ社のマーケティングノウハウと、「サントリー ウーロン茶」「伊右衛門」などの茶飲料を生み出したサントリー食品インターナショナルの商品開発力や生産技術力とのシナジーにより、タイ人の嗜好にあった新しい緑茶飲料「みらい」を開発した。
タイの緑茶市場は、甘みのある有糖緑茶が大半を占め、なかでも「ハニーレモン」味が約４割を占めている。今回は、定番の「ハニーレモン」のほか、桜の華やかな香りが特長の「サクラ」、爽やかな甘みがありながらも緑茶本来の味わいを活かした「オリジナル」の３種類を発売する。
サントリー食品インターナショナルは、２００７年にティプコ社と資本提携を行い、タイでの清涼飲料事業をスタートした。２００８年には機能性飲料の「ＤＡＫＡＲＡ」を発売、２０１１年５月には「ＤＡＫＡＲＡ Ｂｅｎｅｆｉｔ」としてリニューアルした。今後も、タイにおけるサントリーブランドの積極的な展開を図るとともに、日本・アジア・欧州・オセアニアのグループ会社間のシナジーを最大限図ることで、サントリーグループ全体でグローバル戦略をいっそう加速させる。
※ ＣＡＮＡＤＥＡＮ Ｓｏｆｔ Ｄｒｉｎｋｓ Ｓｅｒｖｉｃｅ ＴＨＡＩＬＡＮＤ Ｒｅｐｏｒｔ ２０１０
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:30| アジア
