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2011年08月02日

【物流】JR貨物 輸送実績(2011年6月分)

平成23(2011)年7月13日、日本貨物鉄道(JR貨物)は、6月輸送実績を発表した。
これによると、東日本大震災による継続した常盤線の不通に加え、山陽線、日本海縦貫線において大雨による輸送被害に見舞われた結果、月全体では、高速貨物262本、専用貨物10本が運休した。

荷動きにおいて、震災から3ヶ月が経過し製造業全体として生産量は、回復傾向にあるが一部では部品調達の寸断が継続されており、輸送量は低調に推移した。

コンテナ貨物は、全体として前年を下回り前年比92.8%とした。中でも、工場の被災により減少した紙・パルプが205千トンとし、前年実績266トン(前年比77.1%)を大きく下回った。その他ほとんどの品目においても減少を見せたが、家電・情報機器にて平成23(2011)年7月24日地上アナログ放送終了に伴う地上デジタル放送対応の映像機器への代替、また電力不足に伴う省エネ家電の販売増により前年比(102.3%)をやや上回った。

車扱貨物では、すべての品目において前年を下回り全体では、前年比89.8%とした。セメント、石灰石はセメントが工場の定期修理の実施に伴い減送となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者