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2011年07月25日

【物流】国交省 トラック輸送情報 平成23(2011)年4月分

平成23(2011)年7月21日、国土交通省がトラック輸送情報(平成23年4月分)を公表した。

特別積合せ貨物(調査対象:26社)の輸送量は、前月、前年同月ともに実績を下回った。
品目別の輸送状況(調査対象27社:26社及び品目別・地域別輸送状況回答1社)を見ると、前月と比べた場合、主に関東地方や中部地方や中国地方等において「機械」、「金属製品」、「繊維工業品」、「日用品」等の輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。要因として、工場・生産地からの貨物減が共通して挙げられる。また「日用品」においては商社・問屋からの貨物減や季節的需要減が挙げられる。一方、前年同月と比べた場合、主に関東地方や北陸信越地方等において「機械」、「日用品」等で輸送量の減少が見られた。要因として、工場・生産地からの貨物減等が挙げられる。
なお、平均稼働日数は24.2日(前月比2.3日減、前年同月比0.2日減)で、稼動1日当たりの輸送量は227,285トン(同約10千トン増、同約5千トン減)で、前月比104.4%、前年同月比97.8%となった。

一般貨物(本月の回答事業者809社/調査対象事業者数1,050社)の輸送量は、前月、前年同月ともに実績を下回った。
品目別及び地方運輸局別で見ると、北海道地方で唯一、前月・前年同月実績を上回った。要因としては、工場・生産地からの貨物増により「化学肥料」、「動植物性飼・肥料」の輸送量が増加したことや、季節的需要増により「鉄鋼」、「取り合わせ品」の輸送量が増加したことが挙げられる。


宅配便(調査対象:17社)の取扱個数は前月、前年実績ともに増加した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連