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2011年07月25日

【アジア】三菱レイヨン 中国で下排水処理膜製造・販売の合弁会社設立

三菱レイヨンは、北京碧水源科技股■(■印の文字は人偏に「分」 以下:オリジン社)と下排水処理用中空糸膜の製造・販売および膜エレメント加工・販売の合弁会社を設立することで合意し、合弁契約を締結した。

三菱レイヨンは拡大を続ける中国の下排水処理市場において、中空糸膜(製品名《ステラポアーSADF(TM)》)および中空糸膜を使用したMBR(Membrane Bio Reactor:膜分離活性汚泥法)システムを柱に事業を展開している。一方、合弁パートナーのオリジン社は、三菱レイヨンの中空糸膜の販売先で、当社膜の豊富な使用実績を持ち、また中国国内で圧倒的に高い大型MBR案件受注力を持っている。

新会社は、三菱レイヨンの技術による高品質な膜の安定生産・供給能力の拡大と、オリジン社のMBR案件受注力と膜販売力を組み合わせることで、急成長を続ける中国の排水処理市場でのトップシェア獲得を目指す。同時に三菱レイヨンは、中空糸膜の中国生産によるコスト競争力と地産地消の優位性を活かし、O&M(運営・保守)など幅の広い水処理事業展開を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア