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2011年07月19日

【環境】日通と富士通  共同で物流CO2削減プロジェクトを実施

新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した「平成23年度地球温暖化対策技術普及等推進事業」に、日本通運と富士通が共同提案していたアジア域内における物流CO2削減プロジェクトが採択された。
 
採択された案は、海外で得たトラックのCO2排出削減量を日本の排出削減量に換算できる仕組みづくりを目指している。今後、日本通運は富士通から提供された専用車載端末と日本国内で行っている安全エコドライブ指導課程を使い、アジア域内で運行した走行距離および使用燃料データなどをクラウドサーバに集約する。また富士通が開発するMRV(※1)対応のクラウドアプリケーションによってCO2削減量の算出・分析する。試験運用と平行して、二国間オフセットメカニズム(※2)の制度設計およびロードマップ作成を行う。


語句説明
※1 MRV
   Measurable(調査),Reportable(報告), Verification(検証)

※2 二国間オフセットメカニズム
   国連の承認なしで先進国と途上国の個別合意によって
   温暖化ガス削減事業から排出枠を獲得できる仕組み

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投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】