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2011年07月08日

【環境】日本郵船 居住区の風圧抵抗を10%低減させる新省エネ技術を共同開発

日本郵船は、常石造船と共同で、船舶が走行時に受ける居住区の風圧抵抗を低減する新省エネ技術「MT-COWL」を開発した。

模型による風洞実験では、風圧抵抗を約10%低減する効果が認められ、18万トン級ばら積み貨物船に適用すると、従来よりも燃料効率が向上しCO2排出量を年間520トン削減する効果が期待できるとしている。また平成23(2011)年7月4日に竣工した日本郵船発注の18万トン型ばら積み貨物船「CARDINAL VICTORY」に「MT-COWL」の試作モデルを搭載し、試運転で実証実験も実施している。

今後は新造船や既存船への適用を視野に入れ、実験で採取した測定結果を分析し、さらなる研究開発に活用していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】