2011年06月23日
【環境】日野自動車 小型トラックをフルモデルチェンジ
日野自動車は、小型トラック「日野デュトロ」をフルモデルチェンジし、平成23（2011）年7月2日に発売する。
新型車の特長は、エンジンの改良とともに、尿素を使用しないNOx低減システム「新DPR」を採用し、平成22年排出ガス規制（ポスト新長期規制）に適合させている。同システムには尿素水タンクや関連装置が必要ないため、従来車に対して重量やシステム容積の増加を最小限に抑えることができた。これにより、優れた積載・架装性を損なうことなく排出ガスのクリーン化を実現している。
また、2トン積みハイブリッド車には「アトキンソンサイクル」（※１）を応用した新エンジンや低燃費を実現するハイブリッドシステムなどを搭載したことにより、重量車モード燃費値（※２）は、1リットル当たり12.2kmを達成している。
※１ アトキンソンサイクル
吸気バルブを閉じる時期を遅らせることにより圧縮開始を遅らせ、
燃焼室容積を小さくし膨張比を高めることで高い熱効率を得る燃焼サイクル
※２ 重量車モード燃費値
法令に基づく標準的な諸元値および条件を用いてエンジン燃費を実測し、
シミュレーション法で算出した国土交通省審査値
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】
