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2011年06月13日

【物流】国交省 国際バルク戦略港湾の選定結果公表

国土交通省(国交省)は、資源、エネルギー、食糧等の安定的かつ安価な供給のため、国際バルク戦略港湾の選定結果を公表した。

選定港湾は以下のとおり

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選定後の取り組みとして、選定された各港湾の管理者は、概ね3ヶ月以内を目途に民間と協働で「国際バルク戦略港湾育成プログラム」を作成。その中で、国際バルク戦略港湾の選定に向けた計画書の内容をブラッシュアップするとともに、計画の具体化に向け、港湾管理者、地元関係者が一丸となって集中的に取り組む。

また、国際バルク戦略港湾検討委員会は、国際バルク戦略港湾政策のモニタリングとして、目標年次である2020年までの10年間、国際バルク貨物を取り巻く状況や、選定された国際バルク戦略港湾に関する施策の展開状況、輸送サービスの向上の状況、物流コストの削減状況等について施策の成果を検証するとともに所要の政策上の措置をとる。

大畠大臣は、平成23(2011)年6月3日の記者会見の中で、今回選定した港が多かったのではないかという指摘に対し、「選定されたからといって良かったということではなくて、これから更に競争をしていただいて、その中でも世界的に有数な港になるようにそれぞれが切磋琢磨していただかなければなりません。そういう意味では、今回選ばれなかった港も頑張っていただきますし、また、選ばれた所もお互いに切磋琢磨して、競合は国内の港ではなく世界の港、韓国の釜山港や中国の港でありますから、世界を見て、常に切磋琢磨しながら頑張っていただきたい」と述べている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流