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2011年06月14日

【アジア】ホッカンホールディングスと豊田通商 インドネシアの飲料市場に参入

ホッカンホールディングスと豊田通商は、インドネシアにおける飲料市場に参入し、清涼飲料用ペットボトル製造・受託充填の合弁会社 PT. HOKKAN INDONESIAを設立する。

近年、インドネシアでは、経済成長や人口増加に伴う消費拡大が顕著となっている。中間層の拡大と都市化の進展とともに消費者ニーズも多様化し、飲料市場も著しい成長が見られる。PT. HOKKAN INDONESIAは、ペットボトル製造設備から無菌方式の充填設備までを備え、製造能力は、年間500万ケース(1億2千万本)。無菌方式により、高品質で軽量な製品の製造ができる。

ホッカンホールディングスは、成長著しい東南アジアの清涼飲料市場において、マレーシア、ベトナムでの受託充填会社設立により、グループとしての海外事業を進めてきた。新会社では、ホッカンHDのグループ戦略のひとつである清涼飲料市場におけるペットボトル製造から充填までの一括受注・製造を行う事業を、子会社である北海製罐と日本キャンパックが展開する。

日本有数の総合容器会社である北海製罐の高度な容器製造能力と、日本最大手の受託充填会社である日本キャンパックの品質保証体制と新商品開発力にて、現地・欧米・日系の食品・飲料メーカー向けの製品を、受託製造する。

また、豊田通商は、非自動車分野事業に注力する中、食料分野においてさまざまな事業を展開している。また、インドネシアでの豊富な事業経験で培ったノウハウやネットワークを生かし、原材料・資材の調達、マーケティング、経営サポートを担当する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア