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2011年06月07日

【環境】日本郵船 ハイブリッド過給機搭載船「SHIN KOHO」が竣工

日本郵船は、世界で初となるハイブリッド過給機を搭載した18万重量トン型ばら積み船「SHIN KOHO」(新鋼鵬)を竣工した。

過給機とは、本来であれば廃棄される燃焼排気ガスのエネルギーを利用してタービンを高速回転させ、その回転力で圧縮機を駆動し、燃焼用の空気をエンジン内に送り込む装置のことである。

今回搭載されたハイブリッド過給機は、日本郵船、MTI、ユニバーサル造船、三菱重工業の4社で共同開発されたもので、基本機能に加えタービンで発生した余剰な回転力を発電に利用する。通常航海時には、ディーゼル発電機の代わりにハイブリッド過給機で全ての船内電力を賄うことが可能である。ディーゼル発電機の使用が減ることで、さらなるCO2排出削減に貢献する。

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投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】