【物流】東京都 被災地と東京港間における物流支援制度
平成23（2011）年5月27日、東京都は東日本大震災の被災地における産業と港湾の復旧・復興を支援するため、物流輸送面での新たな支援制度の実施を発表した。
同支援制度は、被災地の港を利用した船舶輸送から陸上輸送へ変更した荷主企業、被災地の港と東京港間の内航フィーダー航路を休止した運航事業者に対しそれぞれ実施される。
陸上輸送支援として、震災以後、内航フィーダー航路の休止等により、コンテナ貨物の輸出入を被災地の港を利用した船舶輸送から陸上輸送へと変更した荷主企業に対し、物流コストの負担軽減を図るため、被災地と東京港間の陸上輸送に係る費用の一部を補助する。
補助金額は１FEU（40フィートコンテナ）あたり、①青森県、岩手県内の港を利用していた場合が32,000円、②宮城県、福島県内の港を利用していた場合が15,000円、③茨城県内の港を利用していた場合が6,000円である。対象期間は6月1日（水）～8月31日（水）までとなる。
内航フィーダー航路復活支援として、震災以後、港湾施設の被災等により、被災地の港と東京港間の内航フィーダー航路を休止した運航事業者に対し、航路の早期再開・運航の安定化を図るため、航路再開後のコンテナ貨物の輸送に係る費用の一部を補助する。
補助金額は１FEUあたり、5,000円である。対象期間は2011年6月1日（水）～11月30日（水）までとなる。
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投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
