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2011年05月24日

【環境】日本郵船 ハイブリッド給電システム搭載の太陽光エネルギー船を実証実験

日本郵船は、川崎重工業、MTI、日本海事協会と共同で、太陽光エネルギー船にハイブリッド給電システムを搭載し、実証実験を開始する。

太陽光エネルギーを動力源の一部とする日本郵船の自動車運搬船「アウリガ・リーダー」(60,213トン)は、2008年12月19日に竣工後、約2年間にわたり太陽光パネルの発電状況や耐久性を検証してきた。その結果、太陽光パネルによる発電は、わずかな天候の変化でもすぐにその発電量に大きな影響を与えるため船内への安定的な電力供給が難しく、将来、太陽光発電を大型化しその依存度を上げたとき、発電量の変動により安定的な電力供給に問題があることが判明した。

今回の実証実験では、太陽光発電とハイブリッド給電システムによる、安定した電力供給の効果を検証していく。また、バラスト水(※)処理装置の搭載や低硫黄燃料の対応工事も行うことで、環境対応をさらに強化している。

※ バラスト水
荷物を積載していない船を安定させるために積み込む海水

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】