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2011年05月23日

【環境】いすゞ自動車 ポスト新長期排出ガス規制適合車を発売

いすゞ自動車は、燃費・積載性能、環境性能を高い次元で両立させた小型トラック「エルフ」と中型トラック「フォワード」を発売した。

新型エルフのエンジンには、2ステージターボ、超高圧コモンレール等を採用しているため、燃焼効率を向上しつつエンジン本体の排出ガス性能を大幅に向上させることができる。そのため従来のDPD(※1)のみでポスト新長期排出ガス規制に適合した。

新型フォワードでは、都市内配送と都市間輸送で顧客のニーズ、車両使用状況が異なるため、積載性・利便性に優れた4HK1エンジン搭載車と、環境性能と経済性を両立させた6HK1エンジン搭載車の2種類を発売している。4HK1エンジン搭載車は従来のDPDのみ、6HK1エンジン搭載車はDPD+尿素SCRシステム(※2)を採用し、ポスト新長期排出ガス規制に適合した。

これらのエンジンのポテンシャルアップを通じ、徹底した燃費改善に取り組んだことで、両車両とも「平成27年度燃費基準達成車」の比率を97%にまで高めている。

※1 DPD
ディーゼルエンジン排出ガス中のPM(粒子状物質)を浄化する
後処理装置。

※2 尿素SCRシステム
排出ガス浄化技術の一つで窒素酸化物(NOx)を浄化する技術。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】