<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年05月20日

【流通】日本初登場の妊婦用シートベルト装着補助具「タミーシールド」発売

オリジナルおよび欧米ブランドの自動車用ホイール、エアロキットなどカーアクセサリーを手がけるエムエルジェイ は、妊婦のシートベルト装着の難点を両大腿部締めつけ構造で解消し、安全性と快適性を実現したワンタッチ装着の妊婦用シートベルト装着補助具「タミーシールド」を2011年5月23日から発売する。この妊婦用シートベルト装着補助具は、オーストラリアのタミーシールド社製で、これまで世界9カ国で販売されて、その有用性は極めて高い評価を得ている。

日本では、「交通の方法に関する教則」で、妊娠中のシートベルト着用を推奨している。しかし、現在の3点式は、腰ベルト部分が下腹部上を通り、圧迫するため、ベルトが下腹部に当たらないように細心の注意を払って装着する必要があった。

日本産婦人科学会や自動車メーカーなどが装着方法のパンフレットを作り啓蒙を図っているが、乗車中の振動や体を動かす事などによりズレてくるなど常に安全な装着状態を維持するのは至難であった。特に医療の現場からは、簡単脱着で妊婦と胎児の安全を確保できる商品開発が強く望まれていた。

タミーシールドは、こうした問題点を腰ベルトが腹部を回避し両大腿部で締める構造で解決し、衝突時の衝撃を腹部ではなく両大腿部と股関節に分散し妊婦と胎児を守る。加えて、腹部をシートベルトから解放する事で快適性を確保し、ワンタッチ脱着も可能にした。このため、シートベルト装着率も向上できる。クッションタイプの本体を座席に置き、本体装着用ベルトで座席に固定(後部座席は置くだけ)する。通常通りシートベルトを締め、肩ベルトをゆるめながら腰ベルトを本体前部の金属フックに引っかけるだけのワンタッチ脱着ができる。

■関連ニュース
【流通】三井不動産 「事業所内保育所」を日本橋・新宿に誘致 2011年04月06日
【知識】「丸の内北口ビル」にコンソーシアム型事業所内保育施設をオープン 2010年04月06日

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通