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2011年05月12日

【物流】平成23(2011)年度 事業用トラックにおける各種助成事業公表

平成23(2011)4月28日、全日本トラック協会(全ト協)は平成23年度の事業用トラックにおける各種助成事業を公表した。同事業は、国土交通省が自動車運送事業者における交通事故防止のための取り組みを支援する目的として実施する「平成23年度の自動車運送事業者における先進安全自動車(ASV)の導入、運行管理の高度化及び社内安全教育の実施に対する支援のための補助制度(同年3月31日公表)」に基づき実施するもの。

衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業では、事業用トラックの追突事故を削減することを目的としている。車両総重量8トン以上の事業用貨物自動車を対象に、平成23年度に新たに導入した衝突被害軽減ブレーキ装置1台につき取得価格の1/10(上限55,000円)を助成する。

EMS・ドライブレコーダー機器等導入促進助成事業では、事故や急加速・急減速などの一定の衝撃が生じた際に、その前後の映像や走行データを記録するシステム(ドライブレコーダー)などの普及を図る。平成23年度に新たに導入したEMS用車載器・ドライブレコーダー車載器各1台につきそれぞれ1万円を助成する。
 
安全装置等導入促進助成事業では、事業用トラックの交通事故ゼロを目指すため、危険予測に効果があると思われる安全装置等の導入を促進する。平成23年度に新たに導入した対象装置1台につき1万円を助成する。
助成の対象となる安全装置等としては、後方視野確認支援装置、ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置、車両横滑り時制動力・駆動力制御装置、呼気吹込み式アルコールインターロックなどとなっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連